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第2部 一章【ジンギ!】その2 第一話 レベル97の実力

ผู้เขียน: 彼方
last update วันที่เผยแพร่: 2026-03-04 08:31:08

11.

ここまでのあらすじ

 他人のステータスが見える男『ジンギ』。しかし、彼はその能力を使いこなすことなく、むしろ邪魔とまで言い出す始末。

 とは言えステータス把握という望まぬ力に困惑したのも最初だけ、そんな日々も長く続くうちに次第に気にならなくなっていくジンギだった。(能力を活用はしない)

【登場人物紹介】

北山銀次

きたやまぎんじ

通称ジンギ

主人公。元詐欺師。悪から大金を奪う現代の義賊のようなことをして2億円持っていたが今はもうない。萬屋勝とは親友。

萬屋勝

よろずやまさる

通称マサル

雀荘『富士2号店』の責任者。北山とは幼い頃からの親友でお互いに認めあうライバル。

西川晃

にしかわあきら

通称アキラ

『富士2号店』の早番店員。北山はその実力を認め『先生』と呼んでいる。

並木邦夫

なみきくにお

通称…圧倒的に高齢者なのでさすがにあだ名は無い。

『富士2号店』の遅番アルバイト。誰もが一目も二目も置く圧倒的な実力者。

南上虎徹

なんじょうこてつ

通称コテツ

雀荘『富士2号店』の早番店員。次元の違う麻雀を打つ。麻雀界を変える力を秘めたスーパースター。

天使

てんし

北山銀次の夢に出てくる謎の女の子。

銀次にステータス把握能力をムダに与えた。

泣き虫。

その2

第一話 レベル97の実力

 その日、メシ休憩で抜けていたジンギは待ち席でラーメンを食べながらコテツの麻雀を見ていた。

コテツ配牌

二三三四伍伍⑧⑧22345 ドラ1

(タンピン系イーシャンテンの配牌だと!?)

ツモ3

打5

(タンピンリャンペーコーのイーシャンテンへと変化。バケモンか)

 だが、四は上家に2枚とかなり薄い受けであった。そして四が下家から1枚打たれる。

(メンタンピンリャンペーコーの夢早くも破れたか。そう上手くはいくわけねえよな)

ツモ三

打二

(二切り! 一なんて要らねえってか。さすが、高打点に照準を合わせてるな)

 すると対面が2切り。

「ポン」

打四

(鳴いた!?)

対面手牌

一一一⑥⑦⑦⑨⑨11788

コテツ手牌

三三三伍伍⑧⑧334(222)

 それを見て下家が344の重複ターツを頭固定とした。

下家

打3

「ポン」

打4

そして……

「ツモ」

コテツ手牌

三三三伍伍⑧⑧(333)(222)赤伍ツモ

「2000.4000」

 ジンギは思わずラーメンを食べる手を止めて魅入っていた。

「バカな……」

(配牌はタンピンのシャンテンだったんだぞ。なぜトイトイにできるんだ…… しかもマンガン。これが…… 魔法使いLevel97の実力!)

「驚いた…… さすがだな」

「どーも」

 気が付いた時にはラーメンは完全にのびていた。美味しくなくなった麺を残さず食べながら(まだおれには出来ない麻雀ってのがあるんだな)と、ラーメンまずっ! と思いながら実感したジンギなのであった。

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